退職をするんだよ
ご報告
2024年9月30日付けで株式会社スリーシェイクを退職する。2024年9月6日が最終出社日だった。このブログに辿り着いて読んでいる人、未来の自分が色々思い出すために、思い出やどういう気持ちで転職しようと思ったかを書く。
振り返り
2020年5月に入社したので、4年5ヶ月お世話になった。「1年前とは全然違う経験をさせてもらっている!」と振り返るたびに思っていた。例に上げると
- EKSを中心に据えてOSSを組み合わせてプラットフォーム作りとサービス提供をおこなう案件
- 決済系大企業のSREのプラクティス導入支援(SLO、CI/CD基盤の提案…)
- クラウド利活用推進を目指してGoogle Cloudの案件立ち上げ
- 自社のグループリーダー
- …
すべてを羅列はしませんが、貴重な経験をたくさんさせてもらった。こんなにもいろいろロールや環境を経験できる会社もなかなか珍しいと思う。
また主に金融系のお客様を中心にお手伝いさせてもらったこともあり、ミッションクリティカルなシステムやそれを支える組織を肌で感じることができて貴重だった。
おかげで例えば、技術的にはマネージドなK8sを中心にそのエコシステムに触れることができたり、SREのプラクティスやプラットフォームエンジニアリング的な営みを行う組織の中で実際に改善業務を行ったり、プロダクトチームにEmbeddedするような働きを体験することができた。また大企業でSREのプラクティスの導入を支援する中で大きな組織の慣性が変化する瞬間や新しいことを始めるときにどのような働きかけや動きが必要であるか?をコンサルタントする側、プロジェクトマネジメントする側、エンジニア側からの視点で経験することができた。
本当にいろいろな人に助けてもらうことで色々乗り越えてきた。大変感謝しています。
転職のきっかけ
自分はこれまでインフラの運用、構築、設計を中心に行う会社でエンジニアとして働いてきた。また顧客折衝を行ったり、メンバーやインフラ構築や移設等のマネジメントを任せていただいたり、エンジニア組織の施策を考え実行することもあった。
上記のような役割からエンジニアリングをする組織についてお客様たちと考えていく中で、会社の内側からSREやプラットフォームエンジニアリングの考えを活かしてサービスや組織にアプローチする働きに憧れを持つようになった。これはスリーシェイクで働いてる中で、自社や自分たちのサービスが大好きなんだな、と感じる方々にたくさん会ったことも影響していて、そんな姿に憧れを持ったことも大きい。外から支援する働きももちろん素晴らしい一面はあるが、自分はそのような働き方をずっとしてるのでガラッと環境を変えたくなった。スリーシェイクには自分が所属する事業部以外に、自社プロダクトを開発している事業部があるため、転籍を打診するような振る舞いも考えたが、ライフプラン的に飛び出すなら今がいいというタイミング的な事情もあり転職を決意した。
最後に
4年5ヶ月、本当に貴重な経験をさせてもらった。また、狭い業界なのでまたどこかでお会いする人もいると思う。その時は何卒。
次の会社についてはすでに会っている人には話していますが、入社日にツイートするし、しばらくしたら入社エントリーを書くと思うのでそちらで。